手指で起こる子どもの骨折について(骨端線損傷)

ごう整骨院伊万里院の片岡です。
当院のブログをお読みいただきありがとうございます。
バレーボールやドッチボールなどの球技をしている最中に、つき指をするような形で骨端線損傷が生じることがあります。
時には、指の変形が生じて、整復手技を必要とするような場合もあります。
またレントゲン検査をしてもはっきり分からない場合もあり、突き指として扱われることもあります。
しかし、骨端線損傷は骨折なので、きちんと処置をしないと後遺症が残る場合もありますので、注意が必要です。
病名こそ知られていないものの、決して珍しくはない子どもの骨折「骨端線損傷(こったんせんそんしょう)」についてお話しします。
子どもの骨折「骨端線損傷」とは?
まずは↓の図をご覧ください。
子どもの骨と大人の骨では違うところがあるのが分かると思います。
その違いが「骨端線」です。この骨端線は骨が成長する軟骨ができる場所です。
大人になると骨の成長が止まり、骨端線は無くなります。
