腱板損傷(腱板断裂)について

ごう整骨院伊万里院の片岡です。
当院のブログをお読みいただきありがとうございます。
今回のテーマは『腱板損傷(腱板断裂)とは』についてです。
当院にも整形外科で腱板損傷(腱板断裂)と診断された方が来院されます。
整骨院(整体院)では肩の症状を的確に判断することはかなり難しいです。ですから症状の改善がみられない場合や、徒手検査で少しでも怪しい所見があれば、速やかに整形外科を紹介するように心掛けています。
腱板とは何なのか?
まずは腱板とは何なのか?ということを理解することが大切です。
腱板の「腱(けん)」というのは、筋肉が骨にくっつくところの白くスジっぽくなった部分を言います。
筋肉はご存じの通り赤く、伸び縮みする組織ですが、その筋肉が骨にくっつくところは、伸び縮みするというよりは筋肉の伸び縮みの力を骨に効率よく伝えるために、ある程度かための線維(スジ)になっています。
そして、腱板はこの腱が集まって板状になっているのでこの名前がついています。
どの腱が集まっているかというと、
肩甲下筋腱(けんこうかきんけん)
棘上筋腱(きょくじょうきんけん)
棘下筋腱(きょっかきんけん)
小円筋腱(しょうえんきんけん)
という4つの筋肉の腱が集まって腱板を構成しています。
この4つの筋肉が肩を支える大切なインナーマッスルです。
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