院長のプロフィール
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夢を追いかけていた学生時代
私は小学3年生からサッカーを始めました。6年生の頃にJリーグが誕生し、その頃大活躍していた三浦知良選手(現役)に憧れ、プロサッカー選手になりたい!という夢ができました。
中学3年生のとき、地元敬徳高等学校の監督から「サッカーの特待生としてうちに来ないか?」という誘いがありました。
サッカーを一番に考えていた私にとって、絶好のチャンスだ!と思い、両親を説得し、入学を決意しました。
高校は強豪校ではなかったので、1年からレギュラーを掴むことができました。ただ人一倍努力して、抜かれないように必死でした。
また、自分の実力を試すため、サガン鳥栖ユースのセレクションを受けました。最後、ゲーム形式での試合があり、その最中に監督から呼ばれ「君がうちに来てくれたら、左サイドハーフのポジション空けとくから」と言われました。もちろん結果は合格!
でも結局高校サッカーを選んでしまいましたが…(笑)
私は小学3年生から高校3年生までサッカー一筋で、がむしゃらに練習に取り組んできました。その代償として自分自身も常に怪我に悩まされていました。
整骨院に通院しながら日々サッカーをしていました。
高校3年、選手権大会県予選で私の高校サッカーが終わりました。同時に私の夢にもピリオドを打ちました。
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大学時代、人生の転機
大学は、北九州にある共立大学へ入学しました。大学では部活は辞め、サッカーサークルに入りました。3年時には九州大会で優勝し、私自身もMVPに輝きました。ちょっとした自慢です。(笑)
大学でも怪我ばっかりでよく整骨院に通院していました。
この頃から整骨院の先生という仕事に興味を持ち始めました。
整骨院の先生が柔道整復師という国家資格者ということ、
資格を取るためには専門学校に通わないといけないということ、
そのためにはお金が必要ということ、
今の私には到底無理だと思い、一般企業に就職しました。
でも諦めたわけでなく、将来必ず柔道整復師になる!という目標をたてました。
社会人になってからもサッカーを続けていて、相変わらず怪我も絶えず、25才頃から右足首に痛みが出てきました。
整形外科や整骨院に行き、治療するも痛みがなくなることはなく、原因もはっきりしませんでした。
この痛みが3年以上続きました。
もう諦めていたときに、当時通院していた整骨院の先生から、整形外科を紹介されました。
これが堺整形外科医院福岡スポーツクリニックとの出会いでした。
当時院長を務めていたサッカー専門の医師である武田先生の診察を受け、3年以上痛みに苦しみ、原因もわからなかった症状だったが、
初めて診断名がはっきりわかったのです。
診断名「フットボーラーズアンクル」
サッカー選手に多いみたいで、捻挫などを繰り返している人に多くみられるとのことでした。
完全に痛みを取るためには手術が必要とのことでしたが、まずはヒアルロン酸注射で様子をみることにしました。
原因がわかる!ってことがこんなに嬉しいことなんだなとしみじみ実感しました。
この出会いがより一層、柔道整復師になりたいと思いましたし、ここで働きたいと思いました。
5年の月日がたち、30才のとき会社を退職し、福岡医療専門学校に通うこととなりました。なぜ福岡医療専門学校を選んだかというと、
国家資格合格率が100%!だったからです。
3年時には堺整形外科の理事長である堺先生が非常勤講師として
来られ、堺先生から整形外科学を学びました。この出会いにはちょっと運命を感じました。私が働きたい整形外科だったからです。
無事私も国家試験を合格し、晴れて柔道整復師となりました。
私は柔道整復師はまず診断力が大事だと思っています。
就職先は、以前から働きたいと思っていた堺整形外科医院福岡スポーツクリニックに決まりました。
そこで3年間みっちり診察法・評価法の勉強をし、診断力を身に付けました。
また腰痛やスポーツ外傷の治療、骨折の整復・固定を学び、整骨院では経験できない経験をしました。
3年間という短い期間ですが、患者様に携わった人数は約15,000人になります。ここで色んな経験を積むことで自信につながり、自分で整骨院を開業する決意をしました。
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開業と挫折
2017年5月に地元伊万里にごう整骨院伊万里院を開業。開業当初からたくさんの患者さんに来ていただきました。当初は痛みにフォーカスした治療をしていましたので、早く痛みを取るやり方のことばかり考えて、日々の治療に没頭していました。
痛みが無くなった患者さんは治療終了としてたのですが、その同じ患者さんが1か月後、2か月後にまた痛みが出て来院されることが多々ありました。
原因は自分の技術が足りないからだと考え、もっと高い技術はないかと全国を飛び回りました。そこへたくさんの投資をしました。でもやはりすぐには自分が思い描く治療技術には出会えませんでした。どんな治療技術があっても痛みを一時的に緩和することしかできないのかなと半分諦めかけました。
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考えに考えて出た私なりの結論
世の中には色んな治療技術があります。その治療技術が悪いのではなく、その治療技術の活かし方に問題があることに気づきました。どんなに優れてる技術でも1回や2回で全ての人に効果を実感してもらうのは無理だと思います。だからこそ前回の治療効果が残った状態で、次の治療をやればそれが身体への貯金となり、健康な体を作り出せるのではないか。そうすることで10年後、20年後経った時でも健康な状態で生活できるのではないかと考えました。
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根本原因に対する治療への転換
「よし、これだ!」と思い、痛みにフォーカスした治療から『根本原因に対する治療』へ治療方針の切り替えをしました。
そして患者さんの状態に合わせた”一番最善な治療で一番最短で痛みから卒業してもらうための治療プログラム”を構築していきました。それは単に痛みだけを取り除くのではなく、痛みが出ている根本的な問題を可能な限り取り除くことです。
筋肉・骨格の状態を変えることで姿勢を変えることが出来ます。姿勢が変わると背骨から全身に巡る神経の働きも正常化して痛みを感じる感覚神経だけでなく自律神経や運動神経の働きも正常化します。その結果として本当の健康な身体を手に入れることが出来ます。
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辛い症状から卒業してもらう為の治療院です
当院の治療は通い続けるのではなく、きちんと卒業していただくための治療院です。
ですからその場しのぎの治療は一切いたしません。もし本気で今の症状から卒業したいと思われているなら、私たちは必ず力になれます。